自分には何もないという劣等感

仕事をがんばっていても、彼とうまくいっていても

突如として襲ってくる「自分には何もないという劣等感…」

私には何もないなって思いはじめると将来も不安まみれになる日々…

ずっとこれからも劣等感に悩まないといけないのでしょうか?

ずっとこれからも人と比較して泣く毎日なのでしょうか?

劣等感を感じてしまう原因

自分には何もない劣等感

劣等感を感じてしまう原因って何でしょうか。自分の中にある劣等感って、いろんなタイミングで突如自分を襲ってきませんか?

  • きれいな人や優秀な人の隣りにいると自分が無価値のように思ってしまう
  • 過去の失敗を思い出して劣等感に苛まれる
  • ふとした瞬間強烈な劣等感に押しつぶされそうになる
  • SNSで比べてしまう

人それぞれ自分が無価値だと感じるタイミングはまちまちです。

では、どうして自分が無価値だ、とか人と比べて劣等感を感じてしまうのでしょうか。

幼少期から比べられて育った

親や親せきに事あるごとに

  • 近所の〇〇ちゃんはできる子なのにうちの子ったら恥ずかしい…
  • いとこの〇〇君は優秀なのにそれに比べて〇〇ちゃんは何もできないわねえ…

何かにつけ他者と比較する親や親せきっていますよね。

すると、あなたは自分はダメなんだと自分を責めてしまい、劣等感を抱えながら成長してしまいます。

すると、自分は無価値な人間なのだろうと自分でさえ自分を認めてあげられなくなってしまい、

何をしていても自己肯定感の低い、幸せを感じにくい性格になってしまうのです。

兄弟間差別

小さい頃から親に「お兄ちゃんは勉強ができるのにあんたはどうしてそんなにバカなの?」

「お姉ちゃんはかわいいのにあなたときたら…」と、親とは思えないような言葉をあなたに投げ続け、どうにもできないことをあなたはこらえて我慢して悲しい気持ちを心に閉じ込めて生きてきました…

本当はほめてほしいのに。本当なら認めてほしいのに。

小さい頃のあなたは親に認められないと自分で自分を支えないといけなかったのでしょう。

子供の頃からすごく苦労されましたね。

長年親から常に比較され兄弟間で差別されて育つと、大人になっても他人と比較することでしか自分を確認できなくなってしまいます。

しかし、あなたは唯一無二の存在であり、人と比較しなくてそもそもいいのです。

本来あなたはあなたであるだけでいいのです。

競争社会の中で長期間過ごさないといけなかった

受験、仕事、はたまた合コンまで。

この時代ではとにかく競争の中で生かされています。あなたが競争したくなくても、

受験戦争を勝ち抜いてこなければなりませんでしたし、仕事だって人によってはノルマのある方もいるでしょう。

合コンではよりかわいい女性がもてはやされるので、彼氏をゲットするには美容に努力しなければなりません。

自分で競争したくなくても日常生活に競争が当たり前のように組み込まれているので、

自覚しない間にも競争や他人との比較に巻き込まれていたということは結構な頻度であることなのです。

するといつの間にか人との勝ち負けにこだわるようになってしまい、そしていつの間にか自己肯定感がうんと低くなってしまっていたということもあります。

SNSを見過ぎてしまう

インスタグラムにTwitter,FacebookにLemon8と、今では数多くのSNSがあります。

特にSNSはキラキラした生活やキラキラした加工された美人が多いので「私なんて…」とSNSの人と比較し、卑屈になりがちです。

SNSにいる人たちがみんながみんなリア充に見えてしまいます。

SNSを見ている時間は個人差はありますが、ハマると一日何時間も見てしまうことも。

SNSを見たあとにモヤモヤしたり気分が落ち込む場合は思い切ってスマホを見ないようにしたり

悪影響を及ぼすSNSアプリはいったん削除してしまうのも手です。

自己肯定を取り戻すにはどうしたらいいの?

自分には何もない劣等感

「私なんて無価値だわ…」などと思ってしまうのは、自己肯定感が低くなってしまっているということです。

長年の親からの呪詛やら周りとの比較で低くなってしまった自己肯定感も、自分の心がけ次第で回復し、自己肯定感が高くなり、あなたなりの幸せを手に入れられるようになります。

ではどうすればあなたの自己肯定感を回復できるのでしょうか。

小さな成功体験を積み重ねて自信を付ける

いきなり「10kg瘦せてやる!」と大き過ぎる目標を掲げてしまうと、挫折しやすいので、

晴れた日は一駅歩いてみる。

ずっと苦手だった人に自分から挨拶をしてみる。

など、とても小さな目標を自分の中で決めて次々に成功体験を積み重ねていきましょう。

成功がたくさん増えると、「私にもできるんだ!」と自信が付き、自己肯定感も上がってきます。

自分を否定しなくなってきたら次はもう少し大きい目標を叶えていきましょう。

いつの間にかできることが増えていき、自信が出たあなたは表情も輝き、周りからの評価も高くなっているはずです。

自分で決めつけている「こうしなければならない」を捨てる

会社で仕事をしていれば、いついつまでに書類を提出しないといけない、いつまでに目標クリアしなければならないと必ずノルマがあるものなので、自然とあなたの中で「こうしなければならない」の思考が増えていくかもしれません。

すると、少しでも自分で決めたこうしなければならないをクリアできないと、

「私はダメだ」とすぐに自分をダメ扱いしてしまいがちです。

こうしなければならないという思考の渦に入ってしまうと、仕事の時もプライベートの時もいつでも強制的な生活になってしまうのですが、実は○○しなければならないという事はあまりないのです。

自分で決めつけてしまっているだけなのでしなければならない事を余計に抱えていないかどうか点検してみましょう。しなければならないことなんて実は大して多くないのです。これらを解除してあげるだけでも気楽にそしてポジティブになれます。

付き合う人を選ぶ

あなたにマウントを取ってきたり、あなたを「下」に見ている友人のフリをした人間はいませんか?

お互いを尊重できない人間というのはあなたの友人でないばかりか、あなたの自己肯定感を常に下げていってしまいます。

一緒にいて楽しい人、悲しいことがあれば寄り添い合える人とだけ付き合いましょう。

マウントを取ったりあなたを下に見る人間が会社関係でいると逃げづらいですが、右から左へ聞いているフリをしてすべて聞き流してしまい、あなたはダメージを受けないように自分を守りましょう。

月に一回自分の心底好きな事をする

あなたの大好きな事はなんですか?

ショッピング、お料理、おしゃべり、映画を観に行く、自然の中に行く。

何でもいいので、自分がしていてスッキリすること、楽しい!と思えることを月に最低でも一回はやってみましょう。

自己肯定が低い人というのは長年我慢我慢の連続で「自分は何が好きだったんだっけ?」と自分の好きな事を忘れてしまった人さえいます。

そんな時は「子供の頃好きで好きでたまらなかった事」を思い出す努力をしてみましょう。

大人になってすっかり忘れてしまった好きだったことを、今から再びはじめてみると夢中になれることもあります。

劣等感から解放されて最高に幸せな自分になるために

人と比べて「私なんか…」なんて思わず、あなたが感じられる充足感やあなただけが感じられる

幸せを感じたいのが本音ではないでしょうか。

“でもじゃあどういう状態が私の幸せなの?”

そのものがわからず迷子になってしまっている方もいるはず。

あなただけ感じられる最高の幸せをつかむためにはまずは何をすることが大事なのでしょうか。

本当はどうなりたいかを紙に書き出す

ノートにでもチラシの裏でもどんな紙でもいいので、「自分が本当はどうなりたいのか?」を深く考えずに思い切り書き出してみましょう。

自分だけしか見ないので、思いついたことであればどんな些細なことでも書き出していきます。

思い付いたままに自分の希望を書いていくと、こんなことも願望だったんだと自分で自分の希望に気付けることもあります。

紙に自分の願望を書き出せたらすぐに叶いそうな願い事からクリアしていけるように行動してみましょう。

小さな成功体験の積み重ねは大きな願望の成就へとつながり、揺るぐことのない自分への自信が付いてきます。

毎朝5分だけ瞑想する

朝に限らず、あなたがリラックスできる時間帯でいいので毎日5分は目をつぶり、瞑想しましょう。

心を静かにし、無になってみましょう。

起きている時、仕事をしている時はせわしなく思考しており、自分の脳もいつもビジー状態です。

毎日少ない時間でも一定の期間で脳を空っぽにしてみましょう。

すると、自然と自分の心の中の欲求や日頃のストレスが浄化され、自分の気持ちに自分が正直になれるのが瞑想です。

生かされていることに感謝

すぐには食事に困らない生活、すぐに眠れるお布団がある。楽しくおしゃべりできる友人もいる…

何不自由なく生活できることは決して当たり前のことではありません。

明日食べる食事のない人や家がない人だって存在します。

今この瞬間自分が無事に生かされていることに感謝できれば、充足感を見出すこともできます。

明日安全に生きることのできない人間は生きることだけに必死で劣等感さえ感じることもできません。

与えられないか考える・行動する

人は与えられ続けると与えられることが当然の人生になりますが、

人に与えることで社会的な存在感を感じられることがあります。

人は決して一人きりでは生きていないので、今まで生きてこれた世間様に返すように

自分にできる範囲で他人を助けたり何か与えられないかを考えてみましょう。

感謝されたり、交友関係が広がり充実した時間を過ごせます。

厚生労働省ボランティア活動の紹介

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